PPバンドはどうやって使えばいいの? ストッパー編

PPバンドはどうやって使えばいいの? ストッパー編

ナカムラ

サギハラ

ストッパーを使うなら…?

では、最後にストッパーについて教えてください。ストッパーで留めるのは強そうですね。

早速実験の様子を見てみましょう。

金具シールと比べるとずいぶん強いですね。

強度がしっかり出るのがストッパーの特徴。溶着したときと同じくらいの強度がでます。でも、取り付けるのがちょっと面倒くさいのが難点。やっぱり一番良いのは梱包機で溶着する方法ですね。手間も掛からないし、強度が出ます。
それと、ストッパーもリサイクルの時には外さないといけません。当社へリサイクルをご依頼いただける場合には、必ずストッパーを除去してくださるようお願い致します。

梱包機では上手く梱包できないけれど、金具シールもストッパーも使いたくない場合はどうすれば良いのでしょうか。たとえば、とても大きなものを梱包するときとか。

そういうときには、ハンディ梱包機。これはヒーターでバンドを溶かすのではなく、バンドとバンドをこすりつけて摩擦熱で溶かしてくっつけます。
強度もしっかり出るので、オススメですよ。

最後に、これまで紹介した3種類のつなぎ方を比較した動画を紹介します。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

最後に、これまでのまとめをしておきます。

PPバンドの選び方・使い方 まとめ
  • PPバンドは、薄いスペックのものでも極端に強度が弱くはならず、十分強い。
  • よって、強度で選ぶのではなく、梱包機に合わせて選ぶのが正解。
  • リサイクルバンドも十分強く、バージンと同じように使える。
  • 使い方は、梱包機での溶着が一番よい。
  • 金具シールで留める方法は、バンドが抜けてしまってあまり意味が無いのでオススメできない。
  • ストッパーで留める方法は、溶着と同等程度の強度は出るが、手間とリサイクルの観点から梱包機の方がオススメ。
  • 梱包機で対応できない場合には、ハンディ梱包機を使うのが良い。